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「台東区 浅草 [台東旅館 改修工事] -16 一年点検です」                                         「東京での春一番は吹きませんでした」                                         

 小雨模様の午前中から一転して、午後はまさに 「小春日和」 の温かさとなりました。 
 現場仕事のわが身には有り難い事です。  こうして少しづつですが、三寒四温のリズムで 春が近づいてくることを実感します。

 午後にはきっと 「春一番 が吹くだろうなあ」 と楽しみにしていましたが、結局のところ中国地方に吹いただけで、関東地方はまたのお楽しみとなりました。

 そんな訳で、地元台東区 浅草にて改修工事をさせて頂いて 一年になる 「台東旅館」 の一年点検をさせて頂きました。 
 建物は、築50年になる純和風旅館です。 昭和30年~40年頃の高度成長期には、行商人、芸人の専用宿として栄えました。 現在は バックパッカーの外国人旅行者の専用宿として繁盛しています。

 昨年、改修工事が終了して、足場を解体した日の午後に 「東北、関東大震災」 が発生したという思いで深い建物です。 今でも施主様は、改修工事、耐震補強工事をして、つくづく良かったと話しています。

 今日は、主に屋根廻りの点検作業をさせて頂きました。 改修前は 重たい瓦屋根でしたが、現在は重量が20%程度の カラー鉄板瓦棒葺きの屋根となっています。

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  1階 現況平面図 です。 
  大玄関と応接室、管理室、簡易食堂、浴室、客室が2室ありますが、
  大まかには、昭和30年代 の間取りのままです。

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  同じく 2階 現況平面図です。
  殆どが客室です。 すべてが、4畳半、6畳 程の広さです。
  この昭和レトロの和風が 外国旅行者には好評なようです。

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  屋根廻り 改修図面です。 改修工事のメインとなった部分です。

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  建物 南西側外観 全景です。 外回りも化粧直しをしています。

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  北側の屋根廻りです。 まだきれいなままです。

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  北側の平屋根部分です。 構造的に雨漏りが発生しやすい部分です。
  入念なチェックが必要です。

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  南角側の屋根です。

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  南側の屋根廻りです。 この先の平屋根があります。 

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  北側 裏路地側の平屋根廻りです。
  屋根を雑巾掛けして、鉄板の状況をチェックします。

  「台東旅館 改修工事」 現場のブログは 「こちら」 からご覧ください。

  「台東旅館」 の御案内は 「こちら」 をご覧ください。 
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台東区 浅草 「台東旅館 改修工事」 -15 追加工事です                                「すべてを甘受して経済活動を頑張りたい」                                「エコな建築をめざす」

 先月に竣工いたしました、台東区は地元浅草にて、築50年以上になる純和風住宅の改修工事の追加作業の現場報告です。
 
 改修工事が終了して仮設外足場の撤去作業が終わったのが、ちょうど 「東北、関東大震災」 が発生した3月11日の午前中のことでした。 
 改修作業の主な内容は、「外壁全体の補修」、「重たい日本屋根瓦の撤去」、「新規鉄板屋根の造作作業」 等です。 すべてが耐震対策を考慮した改修内容です。

 仮設足場の撤去作業もぎりぎりで間に合いましたが、改修工事そのものを施工していなかったら、築50年のひずみからくる大きな揺れで、相当量の日本瓦や屋根材等が間違いなく落下していたことと思います。

 今回は幸いにして、危機一髪でセーフでしたが、逆にちょっとした不運なめぐり合わせで、被災された方々を思うと、胸が痛みます。
 
 今回の追加作業は、玄関入口引き戸の再塗装作業です。 数回塗り直している感じですが、それでも前回の塗装補修から、20年以上は経過している様子です。
 まずは、現況の塗装膜を落として、パテ下地で木枠肌を整えてから、仕上げ塗装に掛る段取りです。
 単なる扉枠の塗装作業ですが、作業日数は3日間の予定です。

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  浅草、台東旅館の全景です。 建物中央部が、今回塗装作業をする玄関扉廻りです。
  レストアした 「2階物干し台」 も少しずつ建物に馴染んできています。

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  まずは扉枠に塗ってある、現況塗料面の撤去作業です。
  塗装面は傷んでいますが、剝すとなると以外と大変です。

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  現況塗装面の撤去が終了して、全パテ塗り (白色部分) 作業です。
  いわいる 「べた塗り」 工法です。

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  パテが硬化した後に、表面をペーパー掛け作業をしました。 どの工程も大変です。
  合わせて、下地塗装材 (紅色部分) を塗り込みます。 
  この工程まで、2日間 の作業量です。
 

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台東区 浅草 「台東旅館 改修工事」 -14                                   「ありがたく、足場解体作業です」                                  「エコな建築を目指す」

 台東区は地元浅草にて、築50年以上になる純和風旅館の改修工事を進めております。

 約一週間にわたる2階和室の 「ひじかけ窓台手摺」 のレストア作業も終了しました。 
 組立準備の各仕口加工、寸法切り出しは、大工さんの手作業ですが、ヒノキ角材の部材寸法加工、仕上げ加工は機械によるプレカット加工です。
 
 「ひじかけ窓台手摺」 のレストア作業を最後に約40日に渡る全改修工程が終了しました。 途中雨、雪に見舞われましたが、無事に終了です。
 ありがたく、本日外足場の解体撤去作業です。

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  屋根改修工事も終了しました。
  内壁を解体する耐震補強は、建物オーナー様の考えによりNGのため、既存日本瓦を撤去して
  軽量なカラー鉄板曲げ加工による瓦棒葺き屋根です。

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  既存日本瓦は、2t トラックで4回 (2,3t × 4回 = 約9,5t ) 解体搬出しました。
  改修後の瓦棒葺き屋根の重量は 0,5t 程度です。
  充分な耐震効果があると思います。

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  ネットシートを撤去しました。 これから単管足場材の解体撤去に掛ります。
  南側立面姿です。 レストアしたひじ掛窓手摺がちょこっと浮いた感じですが、
  まあ良しとします

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  同じく西側立面姿です。
  壁材は、ジョリパット荒コテ仕上げです。 屋根軒先はしっくい風塗装仕上げです。

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台東区 浅草 「台東旅館 改修工事」 -13                             「ひじかけ窓台 手すりをレストアする」                        「エコな建築をめざす」

 台東区は地元浅草にて、築50年以上になる純和風旅館の改修工事を進めております。
 昭和40年代の高度成長期の頃は、上野駅に着いた季節労働者の方々、行商人に方々から、浅草の舞台に立つ旅廻りの役者さん一座の方々の常宿として愛用されて来ました。

 高度成長期の終焉とともに、浅草も活気が消えると、世間の荒波にもまれて一時は休業も余儀なくされましたが、オーナー様の熱意で建物だけは温存されて来ました。

 時代は平成に移り、再びダウンタウン、ウォーターフロント、浅草寺観音様等の立地に恵まれた浅草界隈が見直されると、海外旅行者が来るようになりました。
 そこで、先見の明のある現支配人様が、バックパーカー対応の価格帯の和風旅館として再スタートしたわけです。 ありがたいことに、現在はとても盛況です。

 外壁、屋根の改修工事は順調に進みました。 現在は2階道路側の和室の 「ひじかけ窓台手摺」 のレストア中です。
 
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  現況の 「ひじかけ窓台手摺」 の寸法を実測して、部材を加工しました。
  ヒノキ材の節付きですが、一等材です。 手前の長材は杉材です。
  障子の外に現況の 「ひじかけ窓台手摺」 が見えます。

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  取りあえず、三角片持ち材を残して、上部本体は解体撤去しました。

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  立派な三角片持ち材です。建物柱にめり込むように固定してあるので、
  簡単に解体できません。

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  手すり柱部分から造作に掛ります。 三角片持ち材と密着させます。

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  ヒノキ材にて骨組が出来上がりました。 

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  同様に反対側から見た部材です。
  節が気になりますが、桧材の材料費を考えるとこのグレードが上限です。

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  ほぼ形状が判るようになりました。 基本固定は、はめ込み仕口とビスです。

 縮小画像 - 053
  同じく反対側の手摺です。 縦格子がきれいに納まりました。

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  現況の部材を調査して製作した加工材、姿図面です。

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台東区 浅草 「台東旅館 改修工事」 -12                                      「エコな建築をめざす」

 台東区は地元浅草にて、築50年以上になる純和風旅館の改修工事を進めております。
 昭和40年代の高度成長期の頃は、上野駅に着いた季節労働者の方々、行商の方々、あるいは浅草の舞台に立つ旅廻りの役者さんの常宿として愛用されてきました。
 
 高度成長期の終焉とともに、浅草も活気が消えると、世間の荒波にもまれて、一時は休業を余儀なくされましたが、オーナー様の熱意で建物だけは温存されて来ました。

 時代は平成に移り、有難いことに、浅草が見直されると、海外からのバックパッカー旅行者が来るようになり、先見の明がある支配人様が、外国人用旅館として再スタートしました。
 現在はヨーロッパ方面からの旅行者のための和風旅館として盛況です。 当然、現支配人様は数ヶ国語で対応しています。

 てな訳で、屋根、外壁の改修工事も終盤です。 屋根は日本瓦から、カラー鉄板曲げ加工の瓦棒葺き屋根、外壁はジョリパット荒こて押さえ仕上げです。
 
 建物内部は、内観を損なう工事はNGのため、耐震補強はしていません。 和風壁の漆喰塗り程度です。
 解体撤去した日本瓦の全重量は、約 9,5t もありました。 瓦棒屋根は 0,5t 程度です。 屋根重量が激減しただけでも、耐震効果はあると思います。

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  1階 平面図です。 当然すべてが和室です。 
  この和風感がヨーロッパからの旅行者にはオリエントスタイルとして好評のようです。

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  2階 平面図です。 さすがに便器は洋便スタイルです。 

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  屋根伏図です。 
  今回の改修で瓦を撤去して、カラー鉄板曲げ加工の瓦棒葺き屋根としました。

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  工事も終了近い屋根廻りの作業です。

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  同じく屋根廻りです。 棟板の仕上げをしています。

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  建物南側のひじ掛窓廻りの外壁補修状況です。

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  同じく、ひじ掛窓廻りです。 このひじ掛窓の格子台もレストアします。

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  ひじ掛窓の格子台のレストア図面です。 
  使用材料は予算の都合で 「桧材小節付き材」 程度です。

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プロフィール

高田工務店

Author:高田工務店
台東区は浅草の下町で、建設業の工務店を経営しています。
私で3代目となります。建設不況といわれていますが、世間様の荒波に負けることなく、日々楽しみながら頑張っております。
建設現場の楽しいことなど、いろいろとお知らせします。

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エコな日々、エコな建築をめざす
 「エコロジー」という言葉が使われて久しいですが、本業の建設業に「エコ」を求めるには、まず初めに自分自身が「エコロジスト」であることが重要と考えています。   移動はなるべく自転車を基本として、生活全般に「エコロジー」を取り入れるべく努力しております。
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